技術を活かし 未来を支える 最前線のステージへ
皆さんは「清掃事業」についてどんなイメージを持っていますか?
東京二十三区清掃一部事務組合は、23区内の各家庭や事業所から出たごみの中間処理を行うために、23区が共同で設立した特別地方公共団体です。23区内に21ヵ所ある清掃工場と不燃・粗大ごみ処理施設等を管理・運営しており、清掃事業を行う自治体としては国内最大規模を誇っています。
清掃工場では、ごみを焼却するだけでなく、焼却灰等の資源化、焼却時の熱を利用した発電や近隣施設への熱供給、風力や太陽光などの自然エネルギーの活用など、循環型社会の形成とSDGsへの貢献に取り組んでいます。また、地域に親しまれる工場を目指して、各清掃工場ではイベントや工場見学会なども開催しています。
これからも安全で安定した清掃工場等を運営し、区民の衛生的で快適な生活を支えていきます。
- 清掃工場の屋上や壁面を活用して、緑化の推進や自然エネルギーの活用を図っています。
-
ごみを焼却するだけではありません!
清掃一組では、清掃工場で可燃ごみを焼却した際に発生する焼却灰の一部を埋め立てせずに、セメントの原料として活用する資源化事業に取り組んでいます。23区が使用できる最終処分場を一日でも長く使うために、今後も資源化量を段階的に増やし、循環型社会の構築を進めていきます。