世界に輝く ひと まち たいとう
台東区は、特別区の中で最も面積の小さい区でありながら、下町のぬくもりと歴史や伝統、文化が息づく多彩な魅力のあるまちです。
博物館や美術館などの文化施設が立ち並ぶ「上野」、芸能と大衆文化で賑わう「浅草」、昔ながらのまちなみと下町情緒を残した「谷中」など個性ある地域が本区を形作っています。各地域で伝統工芸やファッション雑貨などの地場産業が根づき、伝統や文化を受け継ぎながら、人々のくらしとともに発展してきました。
こうした地域の特色を活かした施策の一つとして、谷中地域のまちづくりを推進しています。特徴的な街並みや歴史・文化資源が残る谷中地域では、防災性向上を図りながら、景観形成の取組みとして、朝倉彫塑館通りにおいて国の登録有形文化財の保全と活用を検討しています。
多彩な文化・伝統を受け継ぎ、ひととまちが輝くために、区民の生活と地域の活力を一層高める施策を今後も展開していきます。
- 古き良き街並みが残る谷中。路地裏には懐かしい雰囲気が漂います。
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江戸からつながるサステナブル
文化や産業、暮らしの中に今なお“江戸”が色濃く残る台東区では、文化の継承や自然保護、食品ロスの削減などに取り組みつつ修学旅行などの受け入れを行う施設や店舗を掲載したSDGs学習教材を作成しました。教材を活用した修学旅行などの誘致に取り組むことで、事業者支援と観光の持続的発展を図っています。