全国から集まる「ひと・もの・情報」の流通を支えた交通の大動脈、東海道。品川は第一の宿場町として大いに賑わい、明治維新以降は京浜工業地帯の中心地となるなど、常に時代の最先端を担ってきました。現在も残るその面影に、人情味溢れる商店街、閑静な住宅街や近代的なウォーターフロントなど、さまざまな顔がバランス良く混在しています。また近年は、14路線・40駅存在する交通網の強みを活かし、ビジネス・産業の結節点として、新たな魅力を生み出しています。

　令和2年度に改定した長期基本計画では、「未来につなぐ4つの視点」のもと、「地域」、「人」、「安全」の3分野から施策を推進し、区民生活の向上を目指しています。

　直近の世論調査では約9割の方から「品川区に住み続けたい」と回答を頂きました。この結果に満足せず、「輝く笑顔 住み続けたいまち しながわ」の実現に向け、職員一丸となって新たな挑戦を続けてまいります。

写真「しながわ区民公園」。子どもたちのアイディアを活かし魅力ある公園を整備しています

先端技術を活用した課題解決とサービス提供

　(1)児童生徒1人1台端末を活用した新たな学びの推進、(2)戸籍など証明書のオンライン請求・決済、(3)AIが詐欺電話を解析し緊急連絡先へ自動通知を行う録音機の試験導入、(4)Webで楽しめる電子書籍と音楽データベースの導入など、国の提唱する「Society5.0」に対応し、先端技術を用いた課題解決に挑戦しています。