大学時代の保健師と看護師実習時に糖尿病の患者さんと関わったことがきっかけで、病気になる前の予防に興味を抱き、保健師の道を目指しました。
特別区の保健師業務は、母子保健などの市町村型業務と、精神保健、感染症対策などの都道府県型業務を併せ持っています。妊娠期の母子から高齢の方々まで幅広い世代と関わることができるため、地域で暮らす区民の皆様の一番身近な支援機関だと思い、特別区を志望しました。
生活習慣病の予防、重症化防止を目的とした「40歳前の健康づくり健診※」などの成人保健業務を担当しています。また、担当地区の区民の皆様への電話相談や家庭訪問などを通して、個々の健康課題の解消に努めています。
新型コロナウイルス感染症流行後は、陽性者の方への疫学調査といった感染症業務にも携わりました。
※18歳から39歳までの健康診断を受ける機会のない区民の皆様を対象にした無料の健康診断
区民の皆様や関係機関から相談を受けた際、お一人おひとりの気持ちに寄り添うことを一番に心がけています。ご本人や周囲の意見などを総合的に捉え、最良の支援につなげていきたいと思います。