大学で建築を学び、卒業後は建設会社で設計や現場管理を経験しました。その際に培った能力を自分の住むまちのまちづくりに活かし、微力ながら貢献できないかと考え、特別区を志望しました。
また、特別区の受験方式に「土木・建築新方式」という、これまでに養った専門知識を活かして受験できる方法があったことも特別区への思いを後押ししてくれたように思います。
建築基準法における構造耐力に関する相談や審査、検査を担当しています。日々、法律を読み込んだり、参考書を読みあさったりと勉強の毎日です。
相談対応では、厳しい案内をせざるを得ないこともありますが、区民の方から感謝された時には、これまでの努力の甲斐があったとやりがいを感じます。
また、建築物の審査や検査の場では、自分では思いつかないようなアイディアや新しい技術、工法に出会うことがあり、自分自身を成長させることができる仕事です。
法律の内容や解釈について案内する職場であるため、相談者によって専門用語を使うべきか、別の言葉で置き換えるべきか判断し、相手に伝わりやすい案内となるよう心がけています。